エンジニアリング仕様書ビルダー

制御システムの知識を、
すべてのエンジニアの手に。

数ギガバイト規模の Emerson DeltaV™ FHX エクスポートを、1回のアップロードで、組織全体が閲覧・検索・注記できるエンジニアリングデータに変換します — すべてお客様自身のインフラ内で完結します。

知識は、すでにそこにあります。 ただ、誰にも読めないエクスポートの中に閉じ込められているだけです。

制御システムのコンフィギュレーションには、プラントの半数が日々必要とする答えが詰まっています — アラームリミット、I/Oチャンネル、フェーズロジック、前四半期のプロジェクトで何が変わったのか。しかし実際にそれを読めるのは、エンジニアリングワークステーションの前にいて、システムアクセス権と専用ツールを持つごく一部の人だけです。それ以外の全員は、尋ねて — 待つしかありません。

エクスポートはある」から「すべてのエンジニアが答えを持っている」までの距離は、アップロード1回分です。

組織全体のために

1つのエクスポートを、全員が読める

エンジニアリング工数を削減するのは、一度の大がかりな解析ではありません。今はすべて計装・制御チームの前に並んでいる、週に何十件もの小さな照会 — その一つひとつの積み重ねです。

電気・計装技術者

コントローラ、I/Oカード、チャンネルまで、ハードウェアトポロジーの全体像を掌握。マーシャリングキャビネットから制御ストラテジーまで、信号をブラウザからトレースできます。

プロセスエンジニア

フェーズとレシピ、機器ロジック、パラメータ値をプロセスユニット(単位装置)ごとに整理 — シーケンスはクリック可能なフロー図として描画されます。

オートメーションエンジニア

モジュールの詳細、アラーム、インターロック、使用箇所(where-used)の相互参照、タグの全体検索 — そして、他の全員が自分で答えを引けるようになる分、割り込み対応は大幅に減ります。

バリデーション・品質保証チーム

実際のコンフィギュレーションから生成される竣工時(as-built)仕様書、バージョン間の比較、そしてエビデンスとなる追記専用の監査証跡。

システム管理者

コントローラ、オペレータワークステーション、ネットワークセグメント、I/Oサブシステム — 常に最新の竣工時(as-built)インベントリが手に入ります。

OEMベンダー・コントラクター

ワンクリックで Excel 仕様書パッケージを生成してそのまま納品 — あるいは、準備した範囲だけに絞った閲覧専用ログインの発行も可能です。

際立つ機能

プラントを支える覚悟で設計

コンフィギュレーションは社内ネットワークの外に出ません

お客様のインフラ内に設置される専用のシングルテナントアプライアンス — 共有クラウドなし、マルチテナントデータベースなし、外部へのテレメトリ送信なし。ポリシーではなく、アーキテクチャそのものがオフラインファーストです。

規制産業のための設計

製薬・石油化学プラントを念頭に設計しています。あらゆる状態変更に追記専用の監査証跡を記録し、仕様書はコンフィギュレーションそのものから生成 — 竣工時(as-built)のドキュメントが、実際に稼働しているシステムと一致します。

実際に読めるロジック

すべてのフェーズの SFC と、すべてのレシピのプロシージャを、インタラクティブなフロー図として描画。任意のステップやトランジションをクリックすれば、そのロジック、アクション、条件を正確に読み取れます。

何が変わったかを正確に把握

新しいエクスポートを旧バージョンと並べてアップロードするだけ。システム全体を変更・追加・削除で仕分けし、個々のモジュールについてはセクション単位の構造差分まで確認できます。

サイトごとの流儀に適応

分類と解析の挙動はサイトごとの設定であり、カスタム開発ではありません。未知のサイトの立ち上げは、プロファイルのチューニングで完了します — ソフトウェア開発プロジェクトを発注する話にはなりません。

プラントの記憶

メモやコメントはデータそのものに紐づき、エクスポートされるドキュメントにも反映され、コンフィギュレーションの更新後も引き継がれます — すべてのメモに完全な改訂履歴付きです。

仕組み

エクスポートから答えまで、5つのステップ

  1. アップロード

    FHX エクスポートをブラウザにドラッグするだけ。チャンク方式のアップロードが数ギガバイト規模のファイルにも対応します。

  2. 解析

    アプライアンスがエクスポートをストリーミング処理し、モジュールごとに構造化・分類されたデータに変換します。

  3. 探索と注記

    グリッド、詳細ページ、ハードウェアトポロジー、検索、使用箇所(where-used)— さらに、プラントを知り尽くした人たちのメモも加わります。

  4. 比較

    次のエクスポートを前回分と並べてアップロードし、何が変わったのかを正確にレビューします。

  5. エクスポート

    Excel 仕様書パッケージも、フィルタ済みの任意のグリッド表示も、そのまま引き渡せる形で出力します。

導入形態

サイトに置くボックス型、または専用サーバー

サイトに置くボックス型

事前構成済みのアプライアンスハードウェアを、お客様のネットワーク内ですぐ稼働できる状態でお届けします。

または専用サーバー

同じアプライアンスを仮想環境として展開 — 当社が提供するインフラでも、お客様自身のインフラでも構いません。

どちらの形態でも、設計思想はシングルテナント。1顧客、1アプライアンス、1つの独立したデータセット — お客様の ID プロバイダー、サインインリンク用のお客様自身の SMTP リレー、そして招待制のアクセス管理のもとで運用されます。

対象はコンフィギュレーションデータであり、ライブのプロセス値ではありません。

FHX Forge が扱うのは、エクスポートされたエンジニアリングデータベース — システムにダウンロードされた時点のコンフィギュレーションです。コントローラには接続せず、ライブ値も表示しません。稼働中の状態確認は、本来あるべき姿のとおり、ネイティブのシステムツールを使うオートメーションエンジニアの仕事です。FHX Forge の領域はその周辺のすべて — 誰もが読めるエンジニアリング上の定義情報です。

お客様自身のデータでご覧ください

お客様のプラントのエクスポートをお持ちください。FHX Forge をライブでご案内するか、お客様のエクスポートを取り込んだ環境を用意し、結果そのものに語らせます。

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